【スマホ依存症】とは何か?便利な反面,身体への症状・悪影響は?

スマホを見すぎて肩が凝り,10年目にレーシックで回復した視力がどんどん落ちている松本誠です。

ギャンブル依存症に続き,スマホ依存症かもしれません。このままあらゆる依存症をコンプリートしてやろうか。そんな訳ないですが現代社会でスマホ依存症は社会問題になっています。

依存症は言い換えれば中毒で,良いモノではありません。

私の場合,手が空いたらいつの間にかスマホを見ています。ニュースやYouTube,その他どうでもいいことをずっとネットサーフィンしています。
本物の波に乗るサーフィンは一度,友達に誘われて行きましたが全く乗れる気がせず一度で挫折しました。ネットサーフィンは得意です。

スマホは便利で現代社会にはなくてはならない存在ですが依存しすぎると危険です。

今回は,私自身を戒める為にもスマホ依存症の危険性,その解消を記載していきます。

スマホ依存症って何なのか?その特徴・症状は?

テレビの特集などで最近スマホ依存症について取り上げれることも多いですが,そもそもスマホ依存症とはなんなんでしょうか??

スマホ依存症は,正式名はスマートフォン依存症です。そのままです。

一昔前にはよく似た依存症で,携帯電話依存症というものがありました。この携帯電話依存症の進化版がスマホ依存症です。

携帯電話依存症

携帯電話やPHSといった個人向けの通信機器が提供するサービスに没頭,日常生活に支障をきたすほどになっている状態を示すもの。

携帯電話が手から離せない。手元になかったり充電が切れると精神的に不安になったりパニック状態に陥ってしまうことも。

電話やメールに没頭し,仕事や学業に専念できなくなる状態。

スマホ依存症もこの携帯電話依存症とほとんど同じ症状です。

しかし,大きな違いは,機能や便利さの違いです。スマホの方が圧倒的に機能が充実し,スマホ1台あれば何でもできる時代です。

故に,スマホ依存症には陥りやすいのです。

では,スマホ依存症とはどのような依存症で特徴はどんなものなのでしょうか?

スマホ依存症とは,一言でいうと気が付けばスマホを片手に画面を見ていることです。よく何時間以上とか書かれているサイトがありますが,時間は関係ありません。時間はあくまでも目安です。
例えば工場勤務の人で現場に物理的に携帯電話を持ち込めない人もいます。

そんな人は必然的にスマホを触る時間は少なくなります。けれど,休憩中や仕事が終わればスマホを常に見てします。例えそれが1時間でもいつの間にか見ていたらスマホ依存症です。

  • コンビニやスーパーのレジに並んでいる数十秒・数分間でも触ってします。
  • 車の信号待ちの時もスマホを触ってします。
  • ショッピングモールのエスカレーターに乗っている短期間でも触ってしまう。
  • 食事の時にも触ってします。

これらの日常生活の中にスマホが自然と取り込まれている状態である人はスマホ依存症です。
見たくて見る人ももちろんですが,見たいもの調べたいものもないのに自然とYahoo!ニュースを見ているなどは完全に依存症です。

ちなみに私の場合は1日当たりのスクリーンタイム(画面を見ている時間)は1週間の平均が4時間27分です。

このスクリーンタイムの時間で本当に必要だった時間は一体何分あったのでしょうか。仕事のメール,仕事上での調べ物,SNSなどを入れてもせいぜい4・50分程度だと思います。

残りの4時間半はおそらく無意識に何気無しに触っていると思います。実際,昨日何を見ていたかなんかほとんど覚えていません。

何を調べたか,見ていたかを覚えていない時点で必要ないことを見ているのでおそらく私は依存症と言えるでしょう。

スマホ依存症について,色々調べても『何時間以上』など具体的な数字はあまり出ていません。私の4時間という数字も24時間のうちの4時間なのであまり大した数字に見えません。
しかし,私は8時頃から22時頃まで会社にいます。7時に起床し,1時か2時頃に寝ます。そう考えたら,仕事以外のときは,ほぼ触っています。

何度も言いますがスマホ依存症は,スクリーンタイムの時間の長さはあまり関係なく,自分が触れる時間が問題であり,『無意識』に,または『触ってないとそわそわする』という症状があれば,間違いなくスマホ依存症です。

スマホ依存症から懸念される身体への悪影響

スマホ依存症は様々な病気を引き起こします。

依存症っていう名前がついている時点で,もう病気なのですがスマホ依存症は身体に対して様々な悪影響を及ぼします。

便利というプラスとは反面,身体に対しては良いところは一つもありません。

『視力低下』スマホの身体への悪影響

スマホやタブレットの画面を一定の距離でずっと見ていたら,眼精疲労(眼が疲れる)になります。

テレビやテレビ画面で行うゲームについて,長時間行うことで視力が低下します。私も高校生の頃にダビスタ(競馬ゲーム)のやり過ぎで,たった3年間の間に視力が1,0から0,3に低下し,最終的には0,07という視力に低下しました。(現在はレーシックで回復)

でも,スマホやタブレットは,テレビゲームより視力低下が起こりやすい物で,スマホは,

  • 画面が小さいので文字などが小さい
  • テレビゲームに比べ,かなり近距離
  • 暗いところでも見れる

など目にとって最悪の状況です。

スマホの見過ぎは確実に視力低下に繋がりますので,スマホと顔が近い状態で長時間見ることはオススメできません。

ただ,勘違いしてはいけませんので,改めて言うと スマホやタブレットの画面が全て悪いのではなく,見方なども問題であるということです。

その『見方』が問題なのであって,10分間スマホを注視して,その後,遠くなど見て目を休ませてあげれば,目にとって問題ありません。
スマホを見てはいけないではなく見る方法に配慮すれば『視力低下』を防ぐことは可能です。

『スマホ巻き肩』スマホの身体への悪影響

スマホの使用で目線が自然な状態より下になり,画面操作をしてしまいます。そのことで猫背になり,画面を見ることに集中してしまい,無意識に同じ姿勢を長時間とり続けてしまいます。

猫背(背を丸めた状態)でスマホを長時間使用するとことが続くと,通常の姿勢よりも両腕が前に出る『巻き肩』になってしまいます。

その『巻き肩』は様々な症状を引き起こします。

スマホ巻き肩の身体への悪影響
  1. 肩こり
  2. 頭痛
  3. 肺活量の低下(以前より呼吸が浅い)
  4. 腰痛
  5. 上を向くのが以前よりやりにくい
  6. 手をあげるのが以前よりやりにくい
  7. 代謝の低下

などの症状を引き起こす原因になります。

私は,1・2・4が,該当します。もしかしたら私もスマホ巻き肩かもしれません。

『うつ病』スマホの身体への悪影響

アメリカの大学の研究者がスマホ依存症はうつ病になりやすいと発表しています。

スマホの過度の使用が原因で抑うつの症状が症じやすくなるのは,スマホは非常に簡単にスピーディーに人を満足させる一方で,注意力の持続間を短縮してしまい,ますます飽きっぽくなりやすくなるためだとしています。

また, スマホの光の刺激や,電話やSNSなどの着信を意識する緊張感が無意識のうちにあらわれます。返信の文面を考える際に脳が活性化してしまい,睡眠の質を妨げてしまいます。
このような状態が続くと不眠症になったり,やがてはうつ病になってしまう人もいるようです。

 

スマホ依存症になるとこのような様々な身体に悪影響を及ぼす症状が多数現れます。

スマホ依存症やギャンブル依存症などの『依存症』という名の病気は,自分ではなかなか気づきにくい病気です。先に記載した症状などの

  • 最近,視力が落ちた
  • 肩こりがひどい
  • 腰が痛い
  • 夜,寝つきが悪い
  • 息切れがする

などの症状がある方は,自分がスマホ依存症か一度意識してみても良いかもしれませんね。

スマホ依存症は,『自分が弱い』のではなくスマホ自体も問題

スマホ依存症は,そのスマホ自体にも問題があります。

よくスマホ依存症は,『自分の意思が弱いだけ』などと言われることがありますが,これは日本風の一種の『根性論』です。
もちろん自分の気持ちが強い人は,『依存症』になりにくいですが。

『見なければいいだけ』『じゃあガラケーに変えたら』など他人事のような声を日本ではよく聞きますが,それができないから『依存症』なのです。

自分自身だけでなくスマホ自体が何故,問題なのでしょう。

スマホの光の刺激,着信やSNSなどが来るかもしれないという無意識の緊張感などで常に意識がスマホに行ってしまいます。頭の中は『スマホスマホスマホ』と念仏を唱えるように無意識に意識しています。

また,スマホの光にはブルーライトという強い光があります。オムロンのホームページにブルーライトの影響について記載されていました。

ブルーライトの影響

先進国の中で睡眠時間が最も少ないのは、日本人といわれています。IT機器の普及によっていつでも、どこでも情報にアクセスできるようになり、人とのコミュニケーションもバーチャルになっているようです。日常生活が便利になるほど起きている時間が長くなり、睡眠時間が短くなってしまうという方も多いのではないでしょうか。
スマートフォンやLED照明には、「ブルーライト」という青色光が入っています。 ブルーライトは目に見える光の中で最も波長が短く、エネルギーが強いといわれています。拡散して目が疲れやすいため、眼科医が注目し、眼精疲労や網膜の黄斑変性の可能性などを指摘していましたが、最近は体内時計への影響が注目されています。ブルーライトと睡眠について研究している杏林大学医学部 精神神経科学教室の古賀良彦教授は、「空が青いのは、まさにブルーライトが散乱して見えるからですが、スマートフォンの普及によって夜にブルーライトを浴びる機会が増えてきました。そのために眠れない人が増えています」と話します。
参照:オムロンHP

このようにスマホには,強いエネルギーのブルーライトが入っていますので眼に悪影響なうえ,昼間の青空と同じ青い色ですので脳が勘違いしてしまう可能性があります。
結果,睡眠不足に陥り,身体に色々な悪影響を及ぼしてしまいます。

私が頭痛いのは食生活だけでなくスマホもありそうです。

ちなみにそのブルーライトを見ると何故眠れなくなるのかも同じくオムロンのホームページに記載していたので参考までに記載しておきます。

ブルーライトは何故眠れなくするのか

ブルーライトを見ることで、なぜ、体内時計のリズムが乱れるのでしょうか。目からブルーライトが入るとガングリオンセルという視細胞が光を感知して、脳の視床下部にある視交叉上核に情報が伝わります。ここは体内時計の重要な中枢といわれています。ブルーライトの刺激は、さらにメラトニンというホルモンが作られる松果体に伝えられます。昼間、ブルーライトを浴びるとメラトニンの分泌が抑えられて活動が高まりますが、夜に浴びるとブルーライトを含む明るい光を昼と判断し、体内時計に作用して睡眠を促すメラトニンの分泌が抑制されて眠れなくなると考えられています。古賀教授は、「夜にスマートフォンを見ているのは、若い人たちが多いです。 子どもたちがブルーライトの影響を知らずにIT機器にのめり込んでいくと体内時計のリズムが乱れて、朝、起きられなくなり、不登校に陥っていくことが一番心配です」と危惧します。
ブルーライトは、パソコンや電子書籍、LED照明などからも出ています。昼夜を問わず、屋外屋内のどこにいても、ブルーライトを浴びる生活環境になってきたともいえます。体内時計の睡眠と覚醒のリズムが乱れて、メラトニンの分泌が減ると肥満生活習慣病がんなどの発症に影響するという報告もあります。就寝前はできるだけブルーライトを見ないようにするなど、節度をもった使い方や工夫が必要になっています。
参照:オムロンHP

ブルーライトは,体内時計を狂わすので生活習慣病や肥満,がんなどの発症にも影響があると記載していました。
まぁ適度なら問題ないのでしょうけどこの文章だけみるとスマホって健康面にも怖いですね。

生活習慣病やがんとか言われるとちょっと本気で改善しないといけないと思います。

『まとめ』スマホは超便利,けれどもほどほどに

スマホは,今の時代,なくてはならない日常品です。

なくても生活できますが,こんな便利な物をわざわざなくす必要はありませんし,情報社会である昨今はどんどん使用するべきです。

ただ,何でもほどほどにしないと依存症という病気になり,身体にも悪影響を及ぼします。

スマホがもたらす身体への悪影響
  1. スマホ巻き肩
  2. 視力低下
  3. うつ病

など大きく分けてこのような悪影響があります。

大きく分けてですので,スマホ巻き肩が及ぼす悪影響など小分けすれば山程あります。

スマホは,すごく便利で,私も仕事上でもお客さんからの質問など分からないことがあればすぐに調べ回答できますし,必要不可欠な存在です。

でも,その便利さが影響して,ほどほどにしないと身体への悪影響が出てしまいます。

その加減が難しいですが,よく考えて使用しないと,後々後悔することになります。

私自身もこれを機にスマホの使用用途をよく考え,自称スマホ依存症を解消していきたいと思います。

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