警察を退職した今でも不祥事はショックで悲しい。

みなさんは日々,新聞を読んでますか??

私は,余程のことがない限り,1面,3面,あと政治面は最低限読んでます。警察の時も,今の営業マン私もそこは変わっていません。

マツモトマコトです。

 

昨日のニュースに

 

『捜査情報漏えい2警官懲戒免職』

 

捜査情報を教える見返りに、キャバクラ店などで接待を受けたとされる大阪府警の巡査長2人が、懲戒免職の処分を受けました。

大阪府警曽根崎署の巡査長・篠原渉被告(35)と、府警本部・生活安全特別捜査隊の巡査長・小野勇気被告(34)は、かつて同僚だった元警察官の男(33)からキャバクラ店やスナックであわせて約40万円の接待を受け、捜査の対象になっている風俗店の店名などを漏らしたとして、9日、加重収賄などの罪で起訴されました。2人は府警の調べに対し「高額な接待を受けたことが弱みとなって断れなかった」と話しているということです。大阪府警監察室は2人を懲戒免職にし、当時の上司ら9人の監督責任も問い、本部長注意などの処分を下しました。

 

『ふざけるなよ!!』

 

今の気持ちを一言で言うとこんな感じです。

私が警察にいた頃は『辞めた人間と接触するな,特に向こうから近づいてきた場合は気をつけろ』って言われてました。

私も元警察官です。私は,ただの営業マンで今更,警察情報なんかいりませんがプライベートで仲が良かった1人の同僚警察官以外はこちらから一切連絡を取らないようにしています。

もし何かあって迷惑を掛けてしまったら申し訳ないので。

向こうから連絡あって食事に行くことは年に1回くらいはありますがその時は必ず自分の分は自分で会計します。

懲戒免職なんかなってしまったら次の就職も難しいでしょうし,34,5歳であれば結婚して子供もこれからと言う時代だと思うのですが・・・。

犯罪を犯す前に家族の顔を思い浮かべて欲しかったですね。

 

警察官の不祥事って,1件発生し報道されると,それから1ヶ月位は仕事が非常にやりにくいです。

例えば,パトカーや白バイの警察官が交通取締りや職務質問をしたら,必ず

『お前ら,また悪いことしてたな。お前もやってねんやろ。だから信用できないので協力はできない』

とか私は刑事でしたので聞き込みや被疑者の取り調べの時も同じようなことを言われます。

別に言われるだけなら自分は真面目にやってたら気にならないのですがそのことによって協力してくれる人が減り、そうなると捜査の進展が遅くなり最終的に被害者に迷惑を掛けることになります。

このような事件は酔っ払って人と喧嘩した(これもダメですけど)とは訳が違いますので非常に悪質です。

警察官は『倫理観』が命です,プライベートの時も『常に心に制服を』ということを警察学校で教育も受けました。私は退職した今でもそのことが身に沁みていますのでこのようなニュースや記事を見ると本当に悲しいですし,腹が立ちます。

今回は気になったニュースの感想文みたいになりましが,これからもたまにはこのような感想文を書いていきます。今回はこれだけです。

また宜しくお願いします。

 

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